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奈良県吉野郡東吉野村 高見山(1248m)

今日は奈良県吉野郡東吉野村にある、高見山(1248m)(Wiki)へ山歩きに行って来ました。
この山は都市部からわりと近いのと、冬になると霧氷等が見れる山としてかなり「冬に」人気の高い山です。
シーズンの土日になると奈良交通で「霧氷号」と言う臨時バス(シーズン外はページが消えているみたいです)が出るほどです。
地図
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当日の朝、早めに家を出て現地へ6:30頃に到着しました。
今回は登山口へのアプローチとして、外にトイレもあって便利なので「たかすみ温泉」の駐車場を利用させて頂きました。 当然ながら温泉にも入るので許してもらえるかな。

用意を済ませて7:00に出発です。
駐車場の左奥に登山口の案内矢印があるので、それにそって川原へ出ます

川原を歩いて奥に見える赤い橋へ向かいます。
赤い橋を渡ると左へ

その先にある案内により、ここから舗装路を外れます。

ちょっと進むと木の階段が見えてくるので、ここから徐々に登りとなります。

木の階段をひたすら登って行くと、小屋と鳥居が見えてきます。

ここが高見杉の避難小屋となります。
小屋の横に「高見杉」と言う大きな杉があります。

さらに登って行くと、廃屋がある辺りに水場があるので手を浸けたり顔を洗ったりできます。
そこから沢筋を離れ、そのまま進んでいくと尾根筋にでて見晴らしが一瞬良くなります。

標高的には、ここで約半分となります。
さらに進むと、「霧氷号」で来た場合に登ってくる「小峠」方面との分岐に出ます。

ここからは、山頂に向かって尾根筋を真っ直ぐ進む感じになります。
その途中で大きな岩が見えてきて、岩のそばに案内板があり「国見岩」というものらしいです。

昔々、神武天皇が東征のおりに、この岩の上で四方を見渡したとされているそうです。
しかし、現在では木々に囲まれていて見渡すことはできなさそうです。
さらに進むと「息子岩」と言う案内板があります。
案内板の左の沢100mの所に岩が有り小石を投げて岩に当たると男の子を授かると言われているそうです。
左の沢の中・・・

奥の方にあるこの岩でしょうか?

まあ、独身なのに息子ができても困るので、石は投げてないですよ。
そのまま進んで行くと「揺岩」なる案内板が。

この岩の所で「多武峰 大職冠 藤原鎌足公」と三度唱えたら岩が揺るぎだしたそうです。
ちなみに、この「多武峰 大職冠 藤原鎌足公」ですが、奈良県桜井市大字多武峰に藤原鎌足公がご祭神として祀られている「大和多武峰 淡山神社」というのがあり、その略記を元に抜粋すると以下の様な感じになります。
・中臣鎌子(後の藤原鎌足公)と中大兄皇子(後の天智天皇)が、西暦645年の5月に多武峰(とうのみね)の山中に登って、「大化改新」の談合を行った。
・天智天皇8年(669)10月、鎌足公の病が重いことを知った天智天皇は、みずから病床を見舞い、
大織冠(たいしょくかん)を授けて内大臣に任じ、藤原の姓を賜り、藤原の姓はここから始まりました。
・鎌足公の没後、長男の定慧和尚は留学中の唐より帰国、父の由縁深い多武峰に墓を移した。
しかし、なんでこんな所でそんな事を唱えたのかが判りませんね・・・
さらに先に進むと「笛吹岩」という案内板があります。

高見山の開祖聖人が月夜にこの岩頭で笛を吹くと、谷から雄雌の大蛇が来て笛の音に聞き入ったそうです。
その笛吹岩からの景色をパノラマで。

ここまで登ってくると山頂は目の前です。
そして、出発から2時間半ぐらいでしょうか、避難小屋が見えてきてようやく高見山(1248m)の山頂に到着です。

避難小屋の上は展望台になっています。
山頂にある高角神社の社です。

その高角神社の裏側にある北東方面の案内板です。

そこから見たパノラマです。

せっかく登ってきたのですが、曇り空&全体に霞んでいるので眺めは今ひとつです。
曽爾高原近くの兜岳と鎧岳です。

社の裏からだと木が邪魔になったので、この写真は避難小屋の展望台から撮りました。
その右に、曽爾高原の倶留曽山から、続いて大洞山。

さらに右に向くと、冬に同じく「霧氷号」が出る三峰山です。

展望台に移り、展望台の上にある望遠鏡です。

しかし、覗いてみても何も見えませんでした。
内部にかなり水が侵入してそうで、レンズに水滴が付いていました。
南西側の案内板です。

案内板と高さのスケールが合わないのですが、大普賢岳でしょうか?

そして、吉野山・吉野川方面ですが、霞んでしまって見えません。

しばらく休憩してから下山します。
右を見下ろすとはるか下の方に、たかすみ温泉の登山口がある集落が見えます。

あそこまで、また降りないとダメなんですね。
山頂近くの尾根筋をみると、右の北斜面と左の南斜面で木密度が全然違います。

そして、下山途中でセミの声のようなのが聞こえたんですが、時期が早すぎるので何だったんでしょう?
※下記リンクで音が出ます。
MP3 高見山でセミの声?
帰りは結構ハイペースで降りてきたので、1時間半程で降りてこれました。
この後は、汗を流しに温泉です。
今回の標高グラフです。

かなり傾斜はあったのですが、木の階段が他所に比べて段が低いのが多かったので、たしょうはマシだったかと。
今回のルートです。

現在は、尾根筋→沢筋→尾根筋というルートになっているようで、そちらのルートが良く整備されているので地図にある尾根筋オンリーの道は気付きませんでした。
さすがに、冬の登山客も多いということからか道も良く整備されているので、登山口まで行ければ、地図は持たなくても案内板や目印を辿って行けそうです。
今度は、冬の霧氷シーズンに来てみたいですね。
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